【SSLじゃないと検索順位の5位以内は無理?】SEO効果は相当ビッグ
常時SSL化されたサイトやブログがほとんどになっている昨今、果たして言われていたほど検索結果への影響は出ているのか気になります。
seotechでは、SEO関連のテーマでページを作っていますが、今回はSSLのSEO効果について。
このページではSEOでの上位表示にSSLがどの程度効果を与えているのか、検索結果から見えてくる内容を書いていきます。SSLがムダというつもりはありません。むしろ効果ありと考えています。
常時SSL化のメリット
2014年8月にGoogleがウェブマスター向けに発表したブログで、HTTPSをランキングシグナルとして採用するというものがありました。
それから3年、企業サイトを含めて多くのブログやサイトが常時SSL化されていくのを見てきました。無料でいいからSSLしとけって、検索順位が下がるぞなどというネットの書き込みも当時あったのを思い出します。
では2017年11月現在、SSLのSEO効果はどの程度あるのか、検索結果の精度向上とMFIとの関連は?など気になることが多いので、順番に書いていきたいと思います。
まず、常時SSL化させることのメリットは、通信が保護されるという点。企業サイトなど資料請求や商品購入の際には住所や氏名など個人情報の入力が必要となります。
この場合に、入力された内容が盗み見られてしまうことのないようSSLによる暗号化通信で保護することは利用者の利益にかなっています。この点が最大のメリット。
セキュリティ面や信頼性という部分は、企業サイトでは多いに有効な部分があります。
では次のメリットと言えば、やはり期待するのは検索結果での上位表示。SSLを単純にセキュリティ面だけで捉えることなく、SEO面での効果はどの程度あるのか気になるところです。
単純に検索結果から見えてくるSEO効果では、大いに効果ありと見てよいと思います。
このページには、「SEO SSL 効果」の3つをキーワードに設定しています。この検索ワードで表示される結果の1ページ目にはhttps://のサイトがズラリ並んでいます。
これがすべてです。2ページ目以降にもhttps://がほとんど。このseotech.clickはSSL化していませんので、検索結果では下位になっています。
応募フォームがあるサイトは必須
ここまでで、SSLのSEO効果は単純にSSL化されていないサイトが弾かれる部分でも分かる通りです。全体が常時SSL化されてしまうと、今度はSSLの認証レベルの話になってくるのでしょうが、この点は難解です。
SSLの認証は、下からDV、OV、EVの順に上がっていきます。当然費用も上がっていきます。
企業サイトやブログを見ている限りでは、この認証されているレベルの高低で検索結果に影響が出ているとは言えないのではないか、と想像しています。
EVレベルの認証が検索結果への影響が大きくなるのであれば、企業サイトが上位ばかり独占していると考えるのが普通ですが、2017年11月の段階ではその兆候は確認できず。
今のところは、資料請求や商品購入などの応募フォームや購入画面で個人情報を入力する必要のあるサイトやページには必須の項目と言ってよいです。
ブラウザ側が、警告を表示するものがありますのでユーザーの信頼性という部分では、絶対必要であると考えた方がよさそうです。
ただし、認証レベルにはそこまで注意を払う必要は無さそうです。コスト面でも追加に負担が増えるのはそこまでメリットもないように感じます。
HTTPSの高速化
SEO効果の部分で、検索結果のほとんどかhttps://で占められている現状では、はっきり言ってSSLによる差はあまり実感できないかもしれません。
Webサイトの技術系ブログやSEO系のブログに良く書いてある内容でHTTPSはHTTP/2のプロトコルで…といろいろ書いてあり、つまりは高速化できます、速くなりますというのが結論。
単純にページが速く表示されるというもの。Googleの検索結果では、ページの表示速度は検索順位へ直接影響を与えていないと言われていますが、ページの滞在時間などユーザーの行動は検索順位へ影響します。
つまり表示に時間がかかるページを見ずに帰ってしまう場合は、検索順位へと影響がでてくるというもの。
この点は、別記事の【上がらない検索順位を上げる方法が無料でできた!!】5位以内に表示完了 で試したとおりです。
検索順位を上げるための方法でSEO対策をいろいろと盛り込んで5位以内に表示できた内容の中で、軽量化と高速化には徹底的に配慮しました。
表示が速いと検索順位の上にくる傾向が最近は特に強くなっているからです。
SSL化のHTTPSによる高速化がメリットとして得られるのであれば、この点は大変優位です。HTTPSに加えて、ページの軽量化や高速サーバーへの移行と合わせることによってさらに順位をあげるための方法として大いに有効と考えてよいと思います。
この高速化の部分は、次のMFI(モバイルファーストインデックス)との関連が強いと思います。
MFIとSSL
MFI(モバイルファーストインデックス)は、2016年11月にGoogleが導入を発表した技術。スマートフォンなどのモバイル端末向けのページを評価して検索結果に反映させていくもの。
パソコンからスマホへ。実際にアクセス解析を見てみると、ユーザーの80%以上がスマートフォンから。サイトによっては90%を超えるレベルにまでiOSとAndroidがシェアを占めてきています。
対してWindowsやOSxは、アクセス解析で徐々に縮小。やはり時代の流れはモバイル端末に独占されつつある感じがします。
このMFIですが、2017年中にGoogleの検索結果に影響がでてきています。すでに実装され、ユーザーへの影響がかなりでていると感じています。
特に旅行やイベント系のページは強くでています。単純にデザインをレスポンシブにして、画像を軽量化するだけで検索順位の上位に動いたサイトもあります。
この部分は、SSLの高速化で得られるメリットがうまく合わさると大変協力なシグナルとなるのではないかと考えています。
もちろん全体的なデザインの見直しも含めてコンテンツをスマートフォンをメインに見据えたものに刷新することが第一となりますが、それと合わせて軽量化と高速化をすることで効果は早い段階ででてきます。
seotechでもいろいろなSEO関連のテストを行っていますが、新規ドメインのインデックス期間を短縮化する方法 を試した際には、軽量化も必須項目として加えています。
ページデザインも簡素化して、表示が速くなる点も重視した結果、新規ドメインで立ち上げたサイトが目的のキーワードで3ページ目に表示されたのは13日目でした。
もっとも、一番重要なのはコンテンツです。しっかりしたコンテンツがあって、キーワードが含まれていて、リンクされていること、その順番がしっかりできていれば依然として上位表示は可能なのですが、SSLによるメリットが上のとおり検索結果にも強く出てきています。
この点はMFIの検索結果と合わせて意識しておくと、技術的にも大変役に立つのではないかと思います。
seotechの検索結果
seotechの各ページを見てみるとお分かりいただけると思いますが、ニッチなキーワードばかりです。
例えば、ソーシャルボタンいらないので削除した結果 のページでは、「ソーシャルボタン いらない」「ソーシャルボタン 削除」で検索する方がほとんど。
上位表示ではありませんが毎日40~50件のアクセスがあります。
別のページでは、「SEOは被リンク本数が10本以内で決まる!!貼り方を変えれば5位以内」というものもあります。このページは「被リンク 貼り方 本数」というかなり限定したキーワードを設定。このキーワードではGoogleの検索結果1位で表示が続いています。
このページのテーマのSSLのSEO効果からは外れてしまいますが、キーワードの限定による上位表示はまだまだ可能だという点は、いろいろなテストをしてみてはっきりしています。
少し視点を変えて言葉を変えて文章を書いてみるだけで、これまでになかった検索結果に表示されることも数多くあります。
せっかくSSL化してメリットが多くあるのであれば、少し違って視点で書いたページを作って追加してみると、SEO効果がさらに高まる可能性もでてきます。
このページには「SEO SSL 効果」キーワードに設定しています。検索結果にどう出てくるか、これもまた楽しみです。
常時SSL化のSEO効果まとめ
常時SSL化は、検索結果の上位表示には大変役に立ちます。現状で、ほとんどの企業サイトが対応しています。
さらなる差別化のためのコンテンツ強化が必要になってくるとは思いますが、SSLは高速化の部分でまず有利、さらに上位表示にはほぼ必須となっています。
SEO効果という部分では、コンテンツと被リンクが強いのですが、関連してSSLの高速化とページの軽量化を合わせて実施するとさらに効果を高めることができると考えてよいと思います。
このページは、2017年11月現在の情報を元に作成しています。