【1ページ3MBが目安!!】WEBサイトの容量を軽量化で超SEO効果

WEBページの表示速度を意識して軽量化することでSEO効果がかなり出てきます。このページでは実際に試してみた効果抜群のWEBサイトの表示スピード改善テクニックを解説しています。
軽くて速いはSEO効果大

SEOで重要点は、「コンテンツ」「キーワード」の2点です。
ネットで検索して出てくるSEO系のコンテンツでは、すべてこの2点が最重要である書かれています。この部分は、Googleが公表しているとおりとても重要な点です。これに続くポイントは、「表示スピード」と考えてよいのではないかと思っています。
Googleでキーワードを検索して、出てきたページが素早く表示される点は、ユーザーにとって有益な情報が早く届きます。スマートフォンでのアクセスが80%以上を占めるサイトがほとんどの現状では、スマートフォン用に軽量化された速いページは、上位表示されやすくなってきています。
1ページの容量の目安は3MB

軽量化を意識することで、SEO効果を期待するのであれば、まずは容量を適切なサイズに調節していく必要があります。レスポンシブ対応のデザインであれば、意外と画像サイズが大きく容量も大きめであったりします。一番は画像の容量を軽くすることで、表示がかなり速くなります。
1ページあたりの容量を3MB以内にするようにしてみると、検索結果での表示に大きく影響がでてくると感じています。商品画像を入れたページでも、商品画像サイズをやや小さめにして、必要であれば大きめの画像はjQueryなどで別に開くようにしていくと、ユーザーの利便性を損なわずに済みます。
この3MBというサイズは、実際に作成してみたページを改良していく中で、Yahooのトップページはどれぐらいのサイズなのだろうかと調べてみたところからきています。
ヤフーのトップページは、スマートフォンからの表示を当然意識していますので、適度に情報を詰め込みつつ、表示スピードも意識されて作られています。だいたいですが3MB程度にいつも収まっているように作られていますので、このあたりを参考にすると、3MB程度が良いのではないかという漠然とした目安です。
3MBは基準ではなく、あくまでも目安としての数字です。
表示スピードの高速化のポイント

コンテンツとキーワードが意識されていて、さらに表示スピードを速くしたい時には、以下の点がポイントとなります。
- https化は必須
- レンタルサーバーはSSD
- 画像サイズを軽量化
- 画像は別サーバー
- JavaScriptの読み込みは一番最後
この中では、やはり画像サイズの軽量化が一番効果が大きく、手軽にできるものです。
https化は必須

httpsで常時SSLにすることで、高速化のメリットがあります。この点は、https高速化で検索すると多くの技術系の記事がでてきますので、そちらをご覧ください。
ここでは、https=高速とだけ理解しておくだけで十分です。
最近では、レンタルサーバーで無料のSSLが提供されていますので、常時SSL化できるのであればそちらを使うことをおすすめします。
レンタルサーバーはSSD
SSDは速い。というそれだけで選んでよいポイント。
レンタルサーバーをSSDに変えるだけで、圧倒的なスピードを体感できます。格安のところであれば、スターサーバー
月額126円、【JETBOYレンタルサーバー】
月額290円などがSSD採用で使いやすいところです。
画像サイズを軽量化

画像サイズの軽量化は、サイズと画質次第ですが、JPEG形式にしてしまうのが一番軽くできます。
画質にこだわる場合にはPNGですが、容量が大きくなるので、適度に最適化できるサービスを利用して軽量化がおすすめ。
無料で利用できる画像サイズが軽量化できる最適化サイト
- tiny png https://tinypng.com/
- tiny jpg https://tinyjpg.com/
- Compressnow https://compressnow.com/
- Optimizilla http://optimizilla.com/ja/
画像は別サーバー

画像を別サーバーに保存して、IMGタグで読み込む方法も可能です。レンタルサーバーのサービス内容次第ですが、画像置き場としての利用を禁止している場合もあり、転送量以内であれば問題なく使えることがありますが、ご利用中のレンタルサーバーでの確認をしてからお試しください。
https化したメリットとして、接続の多重化というものがあるのですが、画像を別サーバーに置いた際の読み込みでは、この多重化のメリットを最大限生かすことができます。技術的なお話は、そっち系のサイトで詳しく説明してありますが、難しい話よりも、https化して画像を別サーバーから読み込むと表示速度が高速化しやすいという点を理解しておいていただければ。
画像を置く、別サーバーもSSDのところを選ぶと、大変効果的です。
JavaScriptの読み込みは一番最後

ページの作成で、Javascriptの読み込みをするscriptタグは、一番最後のbodyタグの閉じる直前に。htmlファイルの上や真ん中にscriptタグがあると、読み込んだ途端に処理待ちになってしまい、表示が遅くなってしまいます。
表示スピードを意識したページ作りでは、基本ともいえる項目となっていますので、この点は絶対にお忘れなく。
表示スピード高速化によるSEO効果の中身

WEBサイトの容量を軽量化で超SEO効果、とタイトルにも書きましたが、SEOの効果として出てくるのは順番としては以下のとおりとなります。
- 1.表示スピードが速い
- 2.1ページあたりの滞在時間は減る
- 3.他ページへの巡回や再訪問が増える
- 4.Googleの検索結果に出てくる
表示スピードが速くなって、すぐに順位が上昇という即効性があるものではありません。即効性を期待するのであれば、被リンクを適当に貼っておくほうが時間的に早い気がします。
遅行性ですが、上に書いた順で他ページの閲覧や再訪が増えていくと、効果はいきなり出てきます。期間は、1ヶ月から2ヶ月と長めにかかりますが、検索結果の3ページ目に出ていたものが、いきなり5位以内に表示されてアクセス数が急増していることもかなりあります。
もちろん冒頭に書いた通りのコンテンツとキーワードは必須ですが、表示スピードの高速化によるSEO効果は大変高いものがあります。
まとめ

このページでは、ページサイズの軽量化と合わせて表示スピードの高速化で効果がでてきた項目を簡単に解説しました。https化、レンタルサーバーの変更、画像の別サーバー化などは技術的にいろいろと工夫が必要な点もありますので、難しいところもありますが、まずは簡単にできる画像の軽量化を試してみることがおすすめです。
SEOという点で見ると、被リンクは引き続き重要なポイントですが、高速化テクニックと合わせて試してみると、意外と速く検索順位の上昇につながってくれるかもしれません。
以上、WEBページ作成の際の参考になれば幸いです。